指金(曲尺)

指金(曲尺)の仕様

製品名 指金(曲尺)
仕様 ステンレス製、長辺:500mm、短辺:250mm
概要 材料の寸法や直角を測る指金(L字型定規、曲尺)。サイズは長手が300mmと500mmが一般的。正確な直角が出ているものを選びましょう。
備考 弊社未取扱い
加工難易度
オススメ度

指金(曲尺)の使用方法

基礎知識

指金を用意します。長辺を長手と呼び、短辺を妻手と呼びます。材料に押し当てて使用することが多いので、なるべくしなるものを選びましょう。

垂直な線の引き方

STEP1

指金(L字型定規、曲尺)と板を準備します。指金をしっかりと材料の端に当て、線を引く場所に印をつけます。

■ ポイント

写真は指金の内側の目盛で測っています。紙マスキングが剥がれている場合には、マスキングテープなどを貼ると板を傷つけないで印をつけることができます。

STEP2

印をつけた後も鉛筆を材料から外さず置いたままにします。

STEP3

指金の向きを変え、材料の上部端面に掛けるように当て、鉛筆にも押し当てます。

■ ポイント

指金の内側を必ず材料の端にかけ、押し下げる要領できちんと当てましょう。材料の上に置いて線を引こうとするとずれてしまい、正確な垂直線を引くことが難しくなります。

STEP4

指金をしっかりと持ち、一気に線を引きます。

■ ポイント

線を引く時は、必ず指金の外側を使用して下さい。また、斜めから覗き込んだり目線の位置が悪いと正確な計測ができなくなるので、正しい姿勢で必ず真上から覗くようにしましょう。

STEP5

しっかりと正確に線が引けたら終わりです。

平行な線の引き方

垂直線を引いた後、指金をそのまま横にずらせば、正確に平行線も引くことができます。

■ ポイント

平行線を引く時も、指金を材料の端にしっかりと押し当てて下さい。

45度の線の引き方

指金で45度の線を引くこともできます。長手と妻手(短い方)の目盛が同じになるように当てると、簡単に45度の線を引くことができます(写真では100mmの場所で揃えています)。

割り切れない長さの等分

指金を使用して、割り切れない長さを等分することができます。写真のように3分割する時は、3で割り切れる目盛と材料を合わせます。写真の場合は、0と90の目盛を材料の端に合わせ、30、60の目盛の場所に線を引くと、等分することができます。

直角の調べ方

指金の内角を当てることで、切った材料の角がちゃんと直角になっているか調べることができます。