製品名 | ノギス |
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仕様 | デジタル式、アナログ式 |
概要 | 材料の寸法を精密に測定するノギス。ジョウで物の外側寸法、クチバシで内径、デプスバーで深さや段差の寸法を測ります。正確な寸法が一目でわかるデジタル式がお勧め。 |
備考 | 弊社未取扱い |
加工難易度 |
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オススメ度 |
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ノギス
ノギスの仕様
ノギスの使用方法
デジタルノギスの各部名称
デジタルノギスの各部の名称は、1.ジョウ(外側測定面、外側用ジョウ)、2.クチバシ(内側測定面、内側用ジョウ)、3.デプスバー、4.数値表示部(デジタル式の場合)、5.止めネジ、6.指かけ、になります。指かけ部分を親指で押さえスライドさせて測定します。
外寸の測り方
外側の寸法を測る時は、ジョウで対象物を挟み込み、寸法を測定します(計測物が見えやすいように塩ビパイプを使用しています)。
■ ポイント
計測する際に、ジョウの角で対象物に傷をつけないように気をつけてください。
内寸の測り方
内径を測る時は、クチバシを対象物の内側に当て、寸法を測定します(計測物が見えやすいように塩ビパイプを使用しています)。
深さ(厚み)の測り方
STEP1
深さを計測する時は、本体の後部を対象物に当てた状態でデプスバーをスライドさせて、寸法を測ります。または、一度デプスバーをある程度伸ばし、対象物に当てながらデプスバーをスライドさせて測ります。
■ ポイント
深さを正確に測るために、ノギスが測定物に対して垂直になるように当ててください。
STEP2
深さを計測した後に、対象物本体の厚みを測ると、底面の厚みを割り出すことができます。本体の厚みからデプスバーで計測した寸法を引いた数字が、底面の板厚となります。
段差の測り方
段差の測定をする時は、本体の最上部を使用します。
アナログノギスの各部名称と目盛の読み方
STEP1
アナログノギスの各部の名称は、1.ジョウ(外側測定面、外側用ジョウ)、2.クチバシ(内側測定面、内側用ジョウ)、3.デプスバー、4.本尺目盛、5.副尺目盛(バーニヤ目盛)、6.止めネジ、7.指かけ、になります。指かけ部分を親指で押さえスライドさせて測定します。写真のノギスの最少計測単位は0.05mmになります。
STEP2
アナログ式の場合、本尺目盛と副尺目盛が一直線上にある線が、計測物のサイズになります。 まず、 副尺目盛の0の所の本尺目盛を読みます。写真の場合、18mmと19mmの間にありますので、18mmになります。次に副尺目盛と本尺目盛の線が一直線上にある場所を確認します。写真では0.55mmになります。最後に本尺目盛と副尺目盛の数字を足します。写真の場合、18mm+0.55mm=18.55mmとなります(最少計測単位が0.05mmの場合)。ジョウなどの使用方法は、デジタル式と同様になります。