アクリル クリアーバージョン
キッチン・デザイン・ムーブメント2004展示風景 場所:カイハウス(東京・岩本町)
ABSバージョン(塗装仕上)

お客様からのコメント

2004年秋、東京デザイナーズ・ウィークのイベントとして貝印株式会社とのコラボレーションで、我々「ポリサイト」という活動体のデザイナー6名が参加し、キッチン・ウエアを中心としたプロダクトの提案をしました。

私は、その中でアクリルを用いて新しい形態の「すり鉢」を提案しました。利便性や効率を重んじるが故に失われる豊かな体験を少しでも取り戻す切っ掛けとなればという狙いで、最もプリミティブなキッチンウエアの一つである「すり鉢」に焦点を絞り作品を制作しました。

何気ない調理のプロセスの中で見られる色の変化や香り、触感などを意識的に観察する道具として「すり鉢」をリ・デザインすることが目的となったこのプロジェクトでは、素材とその加工は重要なものでした。

リング状の本体に、透明のアクリルを用いることで実験器具のような静寂さと繊細さが際立ち全く違った「すり鉢」の有り様が見えて来たと思います。

良質な素材と精緻な加工によってつくり出された存在感は、このプリミティブな道具に対する先入観も取り除く程のものがありました。

完璧な仕上がりに非常に満足しています。ご協力ありがとうございました。

クラウドデザイン 三浦秀彦

http://www.clouddesign.com/

プロダクト、家具、空間、インタラクション等のデザインの実践と実験を行い、生活の中での創造性や意識と現象の関係性を思考している。インスタレーション制作、デザインプラットフォーム「ポリサイト」としても活動中。

アクリ屋ドットコムからのコメント

フルオーダー(特注)をご利用頂き、誠にありがとうございます。

不思議な感じのすり鉢でしたね。

こんなすり鉢で調理したら料理も楽しくなりそうです。

またキッチンのオブジェとしてもいいですね。

写真をお送り頂き、誠にありがとうございます。

今後ともアクリ屋ドットコムをよろしくお願い致します。