みな様こんにちは。
アクリ屋探検隊です。
ゴールデンウィーク以降、一気に暑くなりましたね。
これから梅雨に入り、天候が不安定になりますので、体調管理に気を付けてください。
今回は、マシニングセンターを紹介します。
以前にもご紹介した通りマシニングセンターとは、
CADソフトで製品の形を作図して、CAMソフトで刃物の軌跡を作り、ドリルやエンドミルで加工を行う工作機械です。
詳細はこちら↓
マシニングセンターは1/100の精度で加工可能
ロボドリルα21 前編
ロボドリルα21 後編
今回の機械の特徴としては、他のマシニングの機械と違い、
インデックスと呼ばれる部分でパイプや丸棒を固定して、
側面に穴あけ(丸穴・角穴)や溝加工などが出来ることです。
加工範囲は、約300~400mmくらい。
高さ方向(厚み)は300mmくらいまでです(工具が届く範囲内となります)
小さい加工品は、治具や加工方法が考え付く限り可能です
(例えば、板に両面テープで加工品を固定して加工するなど)
ある意味職人根性です。
左:CADソフトで作成した図面データをマシニングセンターに読み込ませます。
右:ATC(オートツールチェンジャー)は20本の刃物が収納できます。
左:テールストック(長いパイプや丸棒の場合、インデックスの反対側を押さえ込んで固定するのに使用します)
右:インデックス(パイプや丸棒、円板などの丸みのあるものを固定します)
【加工例】
【加工工程】
大小様々なサイズのドリルビットを揃えています
エンドミルとボールエンドミルは先端の形状が異なるので、加工内容によって使い分けます。
~マシニングセンターの機械技術を習得するには~
3年以上
~代表的なアクリ屋製品~
・パイプや丸棒、円板などの側面への穴加工(丸穴・角穴)(主に特注品)
・工業系の機械の部品
~加工担当者のコメント(I氏)~
パイプや丸棒の側面への穴加工の他に、一定の深さで溝を掘ることも可能です。
刃物は固定されていますので、加工物の動く角度を計算してプログラムしています。
また、360度回転する間に何mm進むかを計算して、ドリルビットのような形状のものを製作することも可能です。
そのような加工をご希望の場合は、是非、アクリ屋ドットコムへ!
お問合せをお待ちしております。