皆様、こんにちは。
アクリ屋探検隊です。
今回は、丸鋸(横切盤)についてご紹介します。
丸鋸(横切盤)は他の機械よりベッド(加工品を置く台)が広く、ドーンと構えているような印象の機械です。
加工範囲は、約1300mm(=ベッドの幅)。長さは場所の広さに余裕があればいくらでも大丈夫です。
弊社では、塩ビをカットすると刃が傷みやすいなど、カット材の材質によって刃の状態が異なってくるので、アクリルはアクリル用、塩ビは塩ビ用と材質によって刃物を分けて使用しています。
また、カット材の大きさや加工内容などによっても刃物を交換しています。
刃の向きは、外・真中・内向きとなっています。
刃物は厚みがまちまちなので、切りしろを考えながらカットします。
アクリ屋の製品加工では主に、パイプ・丸棒のカットや、厚板のカットなどに丸鋸(横切盤)を使用しています。
材料の動かし方によっては、このような↑切り欠き加工も可能です。
刃物をVミゾ用のものに変えれば、Vミゾ加工も可能です。
例えばアクリ屋の商品ですと、丸鋸(横切盤)でキーボードラックの曲げ部の内側にミゾを入れることによって内寸が正確になるので、正確なサイズの製品を作ることが出来ます。
側面のハンドルを回せば刃の角度を変えることが出来、斜めカットも可能です。
~丸鋸(横切盤)の技術を習得するには~
個人差はありますが、約1~2年くらいでしょうか。
~代表的なアクリ屋製品~
・アクリルパイプ/丸棒加工 セミオーダー
・キーボードラック
・アクリル厚板 フリーカット
~加工担当者のコメント~
丸鋸(横切盤)は、加工者の工夫によって色々な加工が可能ですが、刃物が直に出ていて危険なので、安全に気を付けて作業しています。