製品レポート

ハーフミラーの効果をご紹介致します

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皆様、こんにちは。
アクリ屋ブログ新製品レポート担当です。
毎日いかがお過ごしでしょうか。

今回の新製品レポートは、アクリル板の新色「アクリルハーフミラー(マジックミラー)板 フリーカット」板をご紹介致します。

先ず初めに、ハーフミラーとは何か?
ハーフミラーとはマジックミラーとも呼ばれるミラーで、「アクリル板の片面にアルミのハーフ蒸着を施したミラー板」になります。

特長として、明暗差によって片面からは鏡に見えて片面からは透けて見える、不思議な効果を持った特殊なアクリル板です。
普段の生活の中で目にする場所と言えば、コンビニ店内とスタッフルームへの通路のドア窓でしょうか。

アクリル板なので、ミラーガラスに比べると割れ難く、物がぶつかっても安全と言う点が魅力です。
余談ですが、コンビニ店内でその扉の前に立って身だしなみをチェックする人がいますが、実はスタッフルームからは丸見えで、ちょっと笑える光景なんですよね。(元コンビニ店員談)

話を戻して、扉付箱型ケースと対象物(アクリル製ボルト)を使ってハーフミラー板の効果をご紹介致します。

ちなみに、箱型ケースの内側と外側で明暗差をつける為に、一面のみハーフミラー板にしてその他は全てブラックのアクリル板を使用しています。
(注意:写真は説明用のケースですので、実際にはハーフミラーの箱型ケースはご注文頂けません。)
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早速、箱型ケースの中に対象物のボルトを入れて、明るい所(ケースの外側)から暗い所(ケースの内側)を見てみましょう。
(3枚目の写真のボルトはアクリ屋が展示会用に製作した直径100mmの巨大なアクリル製ボルト2種類)
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上の写真1枚目ですが、ケースの扉を若干開けてケースの外側と内側の明暗差を少なくしています。

明るい所(ケースの外側)から暗い所(ケースの内側)を見た場合、対象物が半分透けて薄い幕が掛かったような状態で見えます。

次に上の写真2枚目ですが、ケースの扉を閉めた状態にすると、ケース内外の明暗差が大きくなりますので、内側のボルトが見えません。

目を凝らしてみると中心付近に何となくボルトの黄色い部分が見えますが、はっきりと判別する事は難しくなります。
次に、同じ状況でケースの手前に別の色のボルトを置いてみます。
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上の写真1枚目は、扉を若干開けた状態のケース(明暗差が少ない状態)です。
この場合でも、手前のピンク色のボルトがかなりはっきりと写り込んでいるのがわかると思います。
手前のピンク色のボルトの写り込みが強いので、中の黄色いボルトあまりはっきり見えません。

次に上の写真2枚目ですが、扉を閉めて明暗差を大きくすると、殆ど鏡と同じになります。
この状態ではケース内の様子は分からず、手前のピンク色のボルトだけが写る鏡の様になります。
最後にケースの内側から外側を見た写真をご紹介。
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ケースの内側から外側のピンク色のボルトがはっきり見えるのがわかると思います。

実際に見ると、薄いグレースモーク色の板を通してピンク色のボルトを見ているような感覚なのですが、最初にご紹介したケースの外側から内側を見る場合とは違い、ボルトをはっきりと見ることができます。

実はこの状態がコンビニ店内とスタッフルームで起きている状態になる訳です。

いかがでしたでしょうか。
ちょっと説明が難しいハーフミラー板ですが、少しでも特長が伝われば幸いです。

今回の新製品レポートはここまで。
それでは素敵な1日を。

製品詳細:アクリルハーフミラー(マジックミラー)板 フリーカット