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東京版デュアルシステム

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昨年の内容になってしまいますが、12月にさくら樹脂で東京都立六郷工科高校の生徒さん(2名)の就業訓練(インターンシップ)の受け入れをさせて頂きました。

この就業訓練システムは「デュアルシステム」と呼ばれる制度で、企業と学校のパートナーシップにより協同して人材育成を行う新しい職業教育システムで、平成16年4月より東京都立六郷工科高校デュアルシステム科で実施されています。

この東京版デュアルシステムはドイツでの実績を踏まえた、全国で初めての事業だそうです。
さくら樹脂ではこれまでも、慶應義塾大学の学生さんの学外実習や、高校生のジョブシャドウの受け入れを行ってきましたが、デュアルシステムは弊社でも初めての経験でした。

今回は1年生の生徒さんの受け入れでしたので10日間という短い期間でしたが、2年生、3年生になると2ヶ月の長期就業訓練を行うそうです。

高校生のうちから企業で生きた技術や社会人としてのマナー、働く楽しさを学ぶことが出来、また企業と生徒さんが合意すれば、受け入れ企業に就職することもあるそうです。

さくら樹脂でのインターンシップが、生徒さんの今後の人生に影響を与えるかと思うと、身の引き締まる思いです。

生徒さんは、熱心に機械操作や事務作業の研修を受け(もちろん、毎朝続けている地域清掃も)、無事10日間の就業訓練を終えました。

インターンシップ後に生徒さんから頂いたお礼のお葉書では、
「2週間で社内全ての作業を体験させてもらい、作業の説明だけでなくその作業を行う意味を教えてもらい多くのことを自分のものにすることが出来たと思います。今回のインターンシップで得たことを今後の学生生活に活かしたいです。ありがとうございました。」という感想が高校生らしくて清々しい印象を受けました。

【熱心に機械操作についての説明を受ける生徒さん】
blog高橋
<フライス>
blog栗林
<パネルソー/旋盤>