みな様こんにちは。
アクリ屋探検隊です。
本日はドリルセッターについてご紹介します。
ドリルセッターは、穴加工を専門に行う機械です。
ボール盤に比べてベッドが大きく、ドリルを前後左右に1/100mmずつ正確に動かすことが出来ます。
穴位置は、上部のハンドルでY軸方向の距離を設定し、下部のハンドルでX軸方向の距離を設定します。
穴の深さはこちらの↑拡大部分のメモリで設定します。
ドリルの回転速度はヘッド部分に入っているベルトでも調整出来ますが、スピード調節機を使用すると、更に細かな速度調整が可能になります。
穴加工の種類によって、ドリルの形状も様々です。
キャップボルト用ザグリ穴は、先ず貫通穴を開けてから、次に深さを設定して大きい径の穴を開けます。
ドリルはまめに手入れをしないと刃の状態が悪くなり、穴の仕上がりが美しくありません。
~ドリルセッターの技術を習得するには~
加工者によって習得期間は変わってきます。
段取りや技術によって、加工スピードも違ってきます。
~代表的なアクリ屋製品~
・ ポスターフレーム
・ フォトフレーム
・ アクリル板加工 セミオーダー
~加工担当者のコメント~
アクリルの穴加工では、仕上げの美しさを大事にしています。
市販のドリルでも穴加工は可能ですが、
開け方によっては穴位置がずれてしまったり、板が欠けてしまうことがあります。
よろしければ、一度アクリ屋ドットコムにご依頼ください。