みなさん、こんにちは。
アクリ屋探検隊です。
今回はアクリルの複雑な加工や高精度が求められる加工に使用している「マシニングセンター」の紹介です。
「マシニングセンター」とは、自動工具交換機能をもち、目的に合わせてフライス加工、角抜き加工、タップ穴・サラザグリ穴・キャップボルト用ザグリ穴などの穴加工、斜めカットなどの異なる加工を1台で行うことができる工作機械です。おもに切削加工を目的としています。
ATC(オートツールチェンジャー)には、多数の切削工具を収納しており、コンピュータ数値制御(CNC)の指令によって工具を自動的に交換し、機械加工を行います。
自動工具交換装置を搭載したNCフライス盤とも言えます。
可動範囲は400X800mmまでですが、アクリ屋ではアクリル板を動かしながら、1000X2000mmまで加工しています。
加工のムービーです。画面をクリックするとスタートします。
CADソフトで作成した図面データをCAMソフトで加工プログラムに変換して、マシニングセンターに読み込ませます。
ATC (角抜き加工の場合、内角がR5の場合は直径10mm、R2の場合は直径4mmの刃物を使用しています。)
~代表的なアクリ屋製品~
・アクリ・ラック
・アクリルキャビネット
・PCケース
・マガジンハンガー など
~加工担当者のコメント(S氏)~
7年やっていますが、まだまだ修行中です。
当社の場合、1点から製作を承っているため注文内容が様々なので、CADで確認→機械で確認→加工→製品確認→検査と、確認をしっかりしています。
加工している時間より、確認の時間の方が長いです。
~加工担当者のコメント(S君:さくら樹脂2年生)~
1つの加工をするのに色々な方法がありますし、機械の種類も様々なので、これからいっぱい覚えていきたいです。
分からないことは、すぐに先輩に聞いて教えてもらっています。